#2【転職〜退職編】高卒Webエンジニアが3ヶ月で辞めたクソ会社の話

こんにちは!@Higemuraです!
前回は #1【未経験〜転職編】高卒Webエンジニアが3ヶ月で辞めたクソ会社の話 で未経験から就職して転職するまでの話をブログにしました。

今回は、転職先のM社での実際に働いていた様子を書いていきたいと思います。

スーツ姿でWeb制作する社員たち

転職先のM社は 営業、経理、デザイナー、コーダー、SE、ディレクター など、社員全員スーツ姿で出勤してました。

営業や経理などはスーツでもわかるのですが、デザイナーなど制作現場の社員もスーツ姿で働いています。

今時の会社では珍しいですよね。。。。

今時スーツ姿のエンジニアとデザイナーに業務を任せているM社は教科書にも出て来そうな「古き日本企業の縮図」のような会社だったのです 笑

大手広告代理店に翻弄される社員たち

大手企業の案件を多く扱っているということは、大手広告代理店から仕事が降って来ます。

今でもそうですが日本の企業はクライアント側から直接案件をもらえる場合はかなり少ないです。

何故かというとクライアント側は本業ではないWebサイトの事 はあまり詳しくありません。

例えばクライアントが車メーカーだった場合、車の製造や開発のように車業界などには詳しいと思いますが、作った車をWeb上に発信するノウハウにはあまり詳しくありません。

そして、Webサイトの制作や保守に関する費用の相場もあまり把握していません。

費用が把握できていないのに制作会社に「Webサイトを作ってくれ!」というのはなかなか勇気がいります。

そこで、仲介に広告代理店を挟む事で費用の相場最適なWeb制作会社などをクライアントの代わりに割り振ってくれるのです。

とにかく帰らない社員

M社で働き始めて一番びっくりしたのが「みんな帰らない」んです 笑

業務時間は 9:00〜18:00 なのですが社員のほとんどが22時、23時、と終電ギリギリまで会社に残っています。

しかし、僕が配属されている制作部のコーダーやデザイナーはコーディングデザイン作成遅くまで作業している訳ではないんです。

なぜ、そんなに遅くまで残っているかというと「広告代理店からの連絡待ち」をしていることがほとんどです。

基本的に広告代理店クライアント側からの修正依頼を受け取り制作会社(M社)に修正を依頼するので「クライアント → 広告代理店 → 制作会社」と伝言式に連絡が伝わります。

この伝言の間にラグが発生し、無駄な「連絡待ち」という時間が発生し積もり積もって残業時間が増えていくパターンが多かったです。

いつ修正依頼が来るのかわからないので、社員のほとんどは就業時間ギリギリまで会社に残り修正確認の連絡を待っているのです。

「クライアント → 広告代理店 → 制作会社」 「制作会社 → 広告代理店 → クライアント」のような伝言形態のせいで、無駄な時間がかなり多くなっているのです。

先に広告代理店やクライアント先の社員が帰っているパターン

無茶な工数でWebサイトを作成する以外は、コーディング作業やデザイン作業自体は思ったほど時間はかかりません。

問題は広告代理店への確認作業なのです。

制作会社は作成したWebサイトを広告代理店を通してクライアントに確認OKをもらえなければ納品自体できません。

どれだけ早くWebサイトを作成しても「広告代理店」から連絡が来なければ残業するしかないのです。

しかし、広告代理店クライアント先の社員が先に帰ってしまっているパターンもあります。

「ロゴの背景色を変えてくれ」「アイコンにアニメーションをつけてくれ」「フォントサイズをもっと大きくしてくれ」など色々修正の指示が来るくせに取引先の会社はせっせと先に帰ってしまうのです。

こういう時に限って作業工数が少なかったり納期ギリギリの修正依頼だったりするのはあるあるだと思います 笑

これほど悲しいことはありませんね 笑

そんな時はメールの返信がなかったら空気を察して帰っていました 笑

そもそも帰りたがらない社員たち

そんな環境に慣れた社員たちはそもそも帰りたがりません。。。

慣れてしまたのか、会社に居たいのか、帰りたくないのか、、、、と色々考えたのですが、一番の理由は「定時で帰るのはおかしい」みたいなオーラが漂っているからだと思います。

しかも、社内には寝袋が完備されており寝泊まりする社員もチラホラいました。。(風呂も入らずマジで汚いです)

特にベテラン社員ほど無駄に残業していて、新入社員は定時で帰るのが気まずいのか全然帰っていませんでしたね、、、、

僕は中途で採用されましたが「残業代も出ないのに残る必要ないな」とできるだけ定時に帰るのを意識していました 笑

本当に新入社員の子はかわいそうでしたね、、、、

なぜかJavaScriptを書かせてくれない、、

ここまで労働環境がクソな理由を書いて来ましたが、僕がM社を3ヶ月で辞めた決定的な理由「JavaScriptを書いてはいけない」という部分でした。

Web制作をしている方は「ん?そんな訳ないだろwww」と思っている方もいると思います。。

しかしM社では「JavaScriptはコーダーは書いてはいけない」のです!!!

なぜかというとM社の制作部門では デザイナーコーダーシステム3つの役割に割り振られています。

この役割は一般的に以下の内容です↓

  • デザイナー:Photoshopなどを使用して、Webサイトのデザインを作成します。
  • コーダー:出来上がったデザインに対してWebサイトをコーディングします。
    (HTMLやCSSで静的なページを作り、JavaScriptによって動的な動きをつけるのがメジャー)
  • システム:社内システムの構築や出来上がったWebサイトなどの検証やサーバーにUPしたりします。

僕はコーダーとして雇われているので、当然JavaScriptを使用してWebサイトを動的に作成できるものだと思っていました。

しかし、JavaScriptを扱えるのはシステムしかできないというのが入社後にわかったのです。。。

じゃあJavaScriptって誰が書くの?

はい。もう訳がわかりませんよね、、、

もうお分かりかと思いますが、M社でJavaScriptを書けるのはシステムしかかけません。

理由は「バグを出さないために検証できる環境があるから」らしいです 笑

バグを出さないことはもっともだと思いますが、僕は「それってシステム側で担当する必要なくね?」と思っています。

なぜならマークアップを終えた段階でシステム側にHTML構造などを一から説明しなくてはならないのです。。。

こんな無駄なやり取りで時間を使いたくないし、マークアップを組み上げながらJavaScriptで動きをプログラミングした方が早いですからね。。。

3ヶ月で退職

いくら大手企業の案件ができるとはいえJavaScriptを書けないのは僕としては無理でした。

Web業界の技術はすごく早いスパンで移り変わります。

ここ5年間でJavaScriptだけでもES5からES6に進化していますし、Node.jsなどサーバーサイドで動くJavaScriptも出て来ました。

さらにはAngular.jsからReact.jsVue.jsなど仮想DOMを利用したSPAフレームワークなどが開発され、どんどん新しい技術に移り変わって来ています。

そんな中でネームバリューのあるサイトを担当していたとしても、数年後には何にも役に立たないと思いました。

こんな、クソ会社で何年も働き続ける方が自らを滅ぼしかねないと思いました。

なので入社してから2ヶ月後には退職願いを出しました。

退職願いを受け取らない人事部

退職願いを出して終わるかと思ったら大違いでした 笑

退勤1時間前に人事部に退職願いを出しに行ったのですが「今日は受け取れないからまた今度話し合おう」と言われなぜか退職届けを受け取るのを拒否されるのです。

「いや、退職を受理するかどうか相談するのはわかるけど、とりあえず受け取れよ!」

さらに、ムカつくのが退職したい意思をこの時に初めて言った訳ではないんです。。

入社して2ヶ月の間に2〜3回ぐらいM社を辞めたい意思は人事部に話していました。

そこで「もうちょっと頑張ろうよ」とか「2年ぐらいしないと経験も積めないよ?」とか「辞めてどうするの?」とか色々話されました。

「お前んところに2年もいたらどこも雇ってくれねーよ!!」

と心の中で思いましたね 笑(心の中ですw)

退職願いを出して受理されなかったら退職届けを出そうかなと思っていましたが、そもそも受け取ってくれなかったので3ヶ月後に退職するのでそれ以降は出社しないことを伝えて勝手に帰りました 笑

退職後

退職後の2ヶ月ぐらいは無職でちょっと鬱気味でしたね。

Web業界の闇を見たというか「どこの会社もこんな感じなのかな?」と思い少し絶望していた時期です。

幸いWeb制作に関しては好きな事だったので個人でサイト開発したり、新しい言語を勉強したりする時間が取れました。

あとは現実逃避でPS3のゲームを何本かやってましたね 笑

だけど、この退職後の2ヶ月間が本当に役に立ったと思います。

勉強して自分でサイトを作る事でポートフォリオが増えたからです。

次に転職する際の面接ですごく役に立ちました!!

当時はHTML5のcanvasやOpenGLなどが話題になり始めた頃で、面接の時も「Webでこんな事できるのか!?」みたいな反応があって好感触でした 笑

長期休暇で自分のスキルアップする重要性がこの時に身に染みました!

勉強する内容も「当時流行っているもの」を勉強しておくと、面接時に興味を持ってくれる確率が高いと思いました。

そして、Web制作会社で二度と働きたくないなと思ってしまうぐらい、やばいM社はクソ会社だと個人的に思いました 笑

転職するならWeb制作会社ではなく自社のサービスを受託で開発している企業が良いと思います。

もし、皆様がブラックな企業で働いているとしたら、すぐにでも辞めることをオススメします!!

会社のために自分を犠牲にしてはいけません。

辞めてもなんとかなるのがWeb業界の良いところですからね 笑

おわり

前回記事↓

#1【未経験〜転職編】高卒Webエンジニアが3ヶ月で辞めたクソ会社の話

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